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常磐線の概要

 常磐線は明治28年土浦〜友部間、同29年に土浦〜田端間での開通以来、茨城県南地域のみなさんの生活路線として、また首都東京や県都水戸等を結ぶ茨城県の大動脈として活躍してきました。
 近年では、平成24年に新型車両のE657系の導入、また東京駅・品川駅への直通運転が開始される等、便利で快適な常磐線づくりが進められています。
 環境にやさしい地域づくり、交通体系づくりを進めていく上でも常磐線の果たす役割は大きく、これからも茨城県南地域における未来に向けての活躍が期待されます。

歴史

県南地域における常磐線の主なできごとです。
月日
できごと
明治28年(1895年)
11月4日
日本鉄道 土浦線 土浦 - 友部間開業。土浦駅、神立駅開業。
明治29年(1896年)
12月25日
土浦線 田端 - 土浦間開業。荒川沖駅、牛久駅、藤代駅、取手駅開業。
明治33年(1900年)
8月14日
佐貫駅開業。
明治38年(1905年)
4月1日
三河島 - 日暮里間が開業し、現在のルートが完成。
明治39年(1906年)
11月1日
日本鉄道国有化。
明治42年(1909年)
10月12日
「常磐線」の名称制定。
大正11年(1922年)
9月21日
荒川沖 - 東信号場間複線化。
11月6日
東信号場 - 土浦間複線化。
12月1日
牛久 - 荒川沖間複線化。
大正12年(1923年)
2月1日
佐貫 - 牛久間複線化。
4月15日
我孫子 - 取手間複線化。
6月9日
神立 - 高浜間複線化。
6月25日
取手 - 藤代間複線化。
8月20日
土浦 - 神立間複線化。
大正14年(1925年)
10月28日
藤代 - 佐貫間複線化。
昭和36年(1961年)
6月1日
取手 - 勝田間交流電化。
昭和46年(1971年)
4月20日
上野 - 取手間の急行線に快速電車を新設。
昭和60年(1985年)
3月14日
国際科学技術博覧会(つくば科学万博)輸送のため、臨時駅として万博中央駅を開設(9月16日まで)
昭和62年(1987年)
4月1日
国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道株式会社に承継。
平成元年(1989年)
3月11日
651系による特急「スーパーひたち」運転開始。
平成7年(1995年)
12月1日
E501系運用開始。
平成8年(1996年)
常磐線開業100周年。
平成9年(1997年)
10月1日
E653系による特急「フレッシュひたち」運転開始。
平成10年(1998年)
3月14日
ひたち野うしく駅開業(万博中央駅跡地)。
平成17年(2005年)
7月9日
E531系導入開始。上野 - 土浦間において特別快速運転開始。
平成19年(2007年)
1月15日
都区内・りんかいフリーきっぷ発売開始。
3月18日
E531系のグリーン車が営業開始。
平成24年(2012年)
3月17日
特急「スーパーひたち」、「フレッシュひたち」にE657系を導入。
平成27年(2015年)
3月14日
東京駅・品川駅乗り入れ(上野東京ライン開業)
特急列車の列車名を「ひたち」、「ときわ」に変更
令和2年(2020年)
3月14日
佐貫駅から「龍ケ崎市駅」へ改称。

運行車両

◆ 快速・特別快速 E531系
2005年(平成17年)7月9日営業運転開始
交直流一般形電車
基本編成 - 10両(うちグリーン車2両)、付属編成 - 5両
【営業最高速度】 130km/h
【設計最高速度】 130km/h
床面の高さを下げる等のバリアフリーに配慮した設計がされています。
快速・特別快速 E531系
快速・特別快速 E531系

◆ ひたち・ときわ E657系
2012年(平成24年)3月17日営業運転開始
交直流特急形車両
10両編成
【営業最高速度】 130km/h
WiMaxを用いたブロードバンド環境が構築され、快適にインターネットが利用できます。改良型ハンドル形電動車いす対応の大型トイレ・多目的室・座席が設置されています。
ひたち・ときわ E657系
ひたち・ときわ E657系